『ワイン・コーリング』1/20
2020年の劇場鑑賞目標は20本としました。
これは昨年の目標が24本だったのに対し実績は11本と伸び悩んだためです。
そして今年の一作目は『ワイン・コーリング』
酸化防止剤としての亜硫酸塩を添加しない「自然派ワイン」の生産者に迫ったこの作品からは、「働く」ということのあり方を問われているように私には感じた。
亜硫酸塩が頭痛の原因ということが言われているが、それを含まない自然派ワインは飲んだ翌日も調子が良い。
この作品で取り上げられた生産者はどなたもワイン生産者として熟練したものではなかった。
どちらかと言えば、前の生活が嫌になった、と感じるような雰囲気。
決して安定しないし、収入も多くはないけど、だけど大きな価値を感じていて、「仲間」たちと機械などをシェアしながら生産に取り組んでいく。
幸せな働き方、仕事とは、ということが問われているようにも感じたというのはそういいうこと。
なお、本作は「ジョージア、ワインが生まれたところ」と兄弟作品なのか、一緒にプロモーションされていて「映画で旅する自然派ワイン」というウェブサイトもありました。
良い機会になりました。